引越しは評判のよい業者で見積もりをとるのが王道です
引越しを安く抑える交渉術
値引き交渉が苦手という方は少なくありません。
引越し業者に、その１社しか見積もりをして
いないことを悟られたら、どんなに交渉を
しても料金を安くするのは難しくなります。
まずは大前提として、引越しの見積り額を安くするために、できるだけ早い段階で一括見積もりを依頼しましょう。
複数の引越し業者に見積もりをとることで、
業者同士に競争を促すことができるからです。
競争せざるを得なくなると、他の業者に
お客さんを奪われないためにも高額な
料金を提示してくる可能性は低くなります。
１社目の見積もりをするときは
「他の引越し業者さんにも見積もってもらう予定です」
とだけ伝えて帰しましょう。
あなたが納得する金額でない限り、即決は絶対にしてはいけません。
２社目以降の見積もりでは、
「A社はこの値段で見積もってくれましたが、
御社でこれより安くすることはできますでしょうか？」
と、聞いてみましょう。
そして最低でも３社ほど見積もってもらったら、
次にさらに安くしてもらうように働きかけます。
「もう少し値引きしてくれれば、早めに日時を決めます」
繁忙期でなければ、引越し業者にとってお客さんから
早めに予約をとってもらうことほど嬉しいものはありません。
１ヶ月以上前に引越し日を予約すると、
早期割引が適用されるケースもあります。
その中から最安値を提示した引越し業者に依頼しましょう。
注意しなければならないのは、値段だけで決めないことです。
安いならなぜ安いのか理由を聞くことが大切です。
もしかしたら、引越し当日の作業員の数が少なくて
要する時間が長くなってしまうことも考えられます。
どんなに時間がかかってもいいから料金を安く抑えたい場合には
良いと思いますが、それほど時間をかけたくない場合には
多少金額を高く設定してでも作業時間を短くする方が賢明でしょう。
２月～４月の繁忙期は、引越しの需要が高いので、
料金を安くすることができない業者が多くなります。
ですので、一括見積りを利用してできるだけ多くの引越し
業者を競争させ、その中から最も安い業者を選んだ上で、
他にオプションを無料で付けてくれるかどうか提案しましょう。
なかには、本来有料で提供しているダンボールを無償でくれたり
テレビや洗濯機、ベッドの設置をタダでやってくれることもあります。
荷物の量を減らしたり、日時を指定しないなどといった
自分のできる範囲で通常より安く抑えることができます。
引越しは必ず訪問見積もりをしてもらおう！
どれくらいの荷物があるのかを確認して、「引越費用を計算」したり、当日に「どのトラックを用意すればよいのか」の目処をつけておくためです。
見積もりをとったときよりも当日の荷物が多くなると、引越しがスムーズに進まないので、正確な見積り金額を算出してもらうためにも、ある程度梱包しておくことが大切です。
見積もり時よりも当日の荷物が少なくなることもあります。
見積もり時点でまだ引越しの用意ができておらず、
不用品を処分したら運搬する荷物が減った場合です。
特に、１DKで一人暮らしをしている場合、
通常は２tトラックが割り当てられます。
引越しの依頼者のなかには、運搬用の
車の大きさまで指定する人はごく稀です。
当日になって「軽トラックで足りた」と
後悔するケースも少なくありません。
運搬する荷物の量は、用意するトラックの大きさに
関わるので、引越し費用にも反映されます。
訪問見積り時までに、当日どの荷物を運ぶのかを決めて
梱包しておくと、正確な値段を出してもらいやすいです。
必要以上に大きいサイズの車を用意されることもないので、
無駄に高い料金を支払わなくて済むという意味で、
引越費用を節約できるポイントになります。
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